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9月, 2023の投稿を表示しています

論文が書けないけど、少しずつ書いてます

赴任して1か月経ち、当初のメラメラ感は落ち着きました。 帝王切開用の麻酔トレー(麻酔薬や昇圧薬など入っているもの)が9月頭から新しくなりました。 アトニンとミダゾラムのアンプルが同じ青色で、見間違えそうとのご意見をいただき早速、 両者を遠くへ移動させました。 論文を書いているのだが、元々物をかき慣れていないのでかなり大変。 物を書く習慣が欲しくてこのブログを始めたのもあり、なんとかこのブログはかき続けられています。 経過報告よりも、学問的な内容を始めていこうと思います。 産科麻酔専門医制度も遠くない未来に始まりそうなので、それの勉強も兼ねて。

後輩麻酔科医と一緒に無痛分娩ができた!!

先日、手術が中止になった麻酔科研修医(以下レジ)から一緒に無痛分娩をしたいと当日連絡が来た。 当日は2人、妊婦がいたので一緒に管理することに。 レジの先生に新しく経験させられたのは 脊椎エコー2件、座位での硬膜外カテーテル留置1件、DPE1件、1椎間法のCSEA 1件(emCS) だった。 無痛分娩の管理は手元のマニュアルを参考を見ながら一緒に管理し、逸脱することなく終えられた。 すごく嬉しかったのは、私がレジのミスを穏やかに指摘できたことと、レジの手技が安全になったこと。 消毒液をトレイの外で受け取ることができるようになったのは、何よりも嬉しい。 レジが私と一緒に無痛を経験すれば「一人でできるかも」と思うようになるかもしれない。 レジが他の麻酔科医に「こうやってやるんだよー」と広めてくれれば医局全体の底上げになると思っている。 あと数人、このような人を増やしたい。